
大きくて肉厚!旨味が濃厚な蒸しほたて



冷凍ホタテ貝柱よりうま味・あま味が強いとも言われている蒸しホタテ。
北海道がホタテの生産量全国一位であり、その品質も高い理由はホタテの生育環境にあります。
①海水温度
ホタテは比較的寒冷な海に適しており、5~19度が最適とされています。寒流が流れ、流氷が来る北海道の海はぴったりなのです。
②豊富なプランクトン
親潮の海水は栄養分が多く、エサとなるプランクトンが豊富に運ばれてきます。そのため北海道のホタテはしっかりと育ち、大きく肉厚で、うま味がその身に凝縮されていくのです。
一般的にいわゆる「ホタテ」として流通しているのは、耳・卵・ウロなどが除去された貝柱の部分です。水揚げされた後、主に前浜にある加工所で人の手でさばかれます。
工程は、水揚げ→殻外し→耳など除去→選別→洗浄→凍結。この工程で幾人かの手に振れ、また常温と空気にさらされる時間が長くなり、鮮度は少しずつ劣化してしまいます。(もちろん、職人の高速な手さばきによりその工程を限りなく短くする努力はされており、貝柱もとても美味しいです)
一方で蒸しホタテは、水揚げ洗浄したら殻から外して洗浄し、あとは超高温の蒸気で蒸し上げ、急速冷凍するだけの工程です。
蒸しホタテでは、水揚げした産地の前浜で新鮮な内に一気に蒸し上げ、身を締めてしまうので、うま味成分の漏出が限りなく小さく、これが「蒸しホタテの方がうま味・あま味が強い。」と言わしめる要因なのです。
しかも、この蒸しホタテには「グレーズ加工」を施しており、表面全体を薄い氷膜で覆っているので外気との接触を遮断し、在庫・輸送中の酸化による劣化を防いでいますので、新鮮そのものの味をお楽しみいただくことが可能です。
生でも食べられますし、大粒そのまま・切って・ほぐして、解凍するだけでどんな料理にも使えます!