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美しく冷酷無慈悲な主人公・久堂清霞を演じるのは、本作が映画単独初主演の目黒蓮。
Snow Man のメンバーとして圧巻の人気を見せ、主題歌「タペストリー」も収録されている3rd アルバム「i DO ME」は発売初週でミリオンセールスを記録。
アイドルとしての活躍もさることながら、その演技力も高く評価されており、NHK 連続テレビ小説「舞いあがれ！」（22）、映画『月の満ち欠け』（22）などへ出演し、俳優として目覚ましい活躍を魅せている。難聴を患い音のない世界で生きる佐倉想役を演じたフジテレビ「silent」（22）は社会現象を巻き起こし、7 月から放送されるTBS「トリリオンゲーム」で連続ドラマ単独初主演を飾る。

また、名家に生まれるも、使用人同然の扱いを受け、親の愛を知らずに育った斎森美世を演じるのは、多方面に活躍の場を広げる女優・今田美桜。
映画『東京リベンジャーズ』（21）では第45 回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、連続ドラマ初主演を務めた、日本テレビ「悪女（わる）～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った？」（22）では、前向きなヒロイン役が共感を呼び、名だたる女優陣を抑え、ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞に輝いた。
放送中のTBS「ラストマンー全盲の捜査官ー」では、トラウマを抱えながらも誰かの助けになりたいと警察官となり、技術分析官として主人公コンビを支える重要な役柄を好演している。
本作では、心を閉ざした冷酷な名家の当主役に扮した目黒、儚く憂いを帯びたヒロインを体現した今田、ともにこれまで演じてきた役柄とは全く異なる役どころに挑んでいる。政略結婚をきっかけに出会った孤独な二人が、徐々に心を通わせていく心の機微を丁寧に表現し、観る者の胸を打つ夫婦役を熱演！

2019 年に小説とコミックが刊行されるやいなや、瞬く間に注目を集め、シリーズ累計発行部数700 万部（2023年4 月時点／電子書籍、コミックの数字含む）を突破、2023 年7 月からはTV アニメの放送も控えている「わたしの幸せな結婚」。
政略結婚をきっかけに出会った二人が、少しずつ互いの大切な人になっていく姿が多くの共感を呼んだ話題作。
監督を務めるのは、TBS「アンナチュラル」（18）、「MIU404」（20）、「最愛」（21）など数々のドラマ賞を総なめにしてきた、今最も新作が期待される塚原あゆ子。
確かな手腕で多くの視聴者の心を鷲掴みにしてきた塚原監督が、エリート軍人と家族に虐げられて育った少女が心を通わせる様を丁寧な演出と豊かな表現で紡ぎ出した。純度100％の傑作純愛ラブストーリーは春興行を牽引し、興行収入27 億円を超える大ヒットを記録！

＜あらすじ＞
文明開化もめざましい近代日本。帝都に屋敷を構える名家の長女・斎森美世は実母を早くに亡くし、幼い頃から継母と異母妹から虐げられて生きてきた。
すべてを諦め、日々耐え忍んでやり過ごすだけの彼女に命じられたのは、美しくも冷酷な軍人・久堂清霞との政略結婚だった。数多の婚約者候補が逃げ出したという噂の通り、清霞は美世を冷たくあしらう。
しかし逃げ帰る場所さえもない美世は、久堂家で過ごすうちに、清霞が実のところ悪評通りの人物ではないことに気づいていく。
そして清霞もまた、これまでに言い寄ってきた婚約者たちとは違うものを美世に感じ、いつしか互いに心を通わせ、それぞれが抱いていた孤独が溶けていく。
「望んでしまった…少しでも長く、この人と居たいと。」
しかしその頃帝都では、不穏な【災い】が次々に人々を襲う。清霞はその最中で国を司る帝から、国民の盾となることを命じられる。命を賭して戦う清霞。
その身を案ずる美世。しかしその【災い】の影には、思いもよらぬ陰謀が渦巻いていた。
任務を全うする清霞の背後で、美世にも魔の手が迫る。やがて残酷な運命が、容赦なく二人を切り裂いていく―
願うのはたったひとつ、あなたの幸せ。