世界遺産/アフガニスタン編/DVD
<製品仕様>
●分数/カラー約48分
●リージョンナンバー/2 (NTSC・日本国内向け)
●音声/ステレオ、ドルビーデジタル
●画面サイズ/16:9(LB)
●片面1層・MPEG2
<リリース情報>
●発売日/2004年12月22日
●発売元/TBS
●分数/カラー約48分
●リージョンナンバー/2 (NTSC・日本国内向け)
●音声/ステレオ、ドルビーデジタル
●画面サイズ/16:9(LB)
●片面1層・MPEG2
<リリース情報>
●発売日/2004年12月22日
●発売元/TBS
商品詳細
時を旅する。時代を旅する…。一度は行ってみたい、いつまでも残しておきたい、人類の文化と地球の自然の数々を、鮮やかな映像で捉えた人気のシリーズ!
<バーミヤン渓谷の景観と遺跡>
アフガニスタンの中央部を走るヒンドゥークシュ山脈。5000m級の山々が連なる。その豊富な雪解け水が、標高2500mの緑豊かなバーミヤン渓谷をうるおしている。ここに6世紀から8世紀にかけて、数千人の僧侶のいる一大仏教王国があり、都を見下ろす1.3kmの崖には、東西の大仏を始め、およそ750の石窟があった。かつて、ここには世界最大・高さ55mの大仏があった。しかし、それは、世界中の嘆願も虚しく、2001年3月、当時アフガンを支配していたタリバン政権により爆破されてしまい、瓦礫となってしまった。
今も続く破壊の危機を食い止め、修復への道筋をつけるため、2003年7月の世界遺産委員会で、バーミヤンは世界遺産に登録された。
(2003年7月6日 第358回放送より)
<ジャムのミナレットと遺跡>
中世イスラーム建築の最高傑作といわれているジャムのミナレット。海抜1900m。3つの渓谷に挟まれた谷間に聳えている。12世紀末から13世紀にかけてアフガニスタンを支配したゴール朝時代に築かれた巨大な塔は、高さ65m。これは世界で2番目の高さであり、インドにある高さ世界一のクトゥブ・ミナールの直接のモデルになった。
ミナレットが築かれた理由は今尚、謎に包まれている。北側の崖の頂上に見張り塔を備えた砦の遺跡が残っている。これは外敵から守るべき都市が存在していた証明でありその都市こそ、ゴール朝の幻の首都、フィルズクーではないかという説がある。だが、狭い環境とモスクなどの重要な遺跡が発見されていないという理由から首都と断定はされていない。
(2003年7月13日 第359回放送より)
ナレーター/緒形直人、寺尾聰
テーマ音楽/鳥山雄司