「スクール・ウォーズ」の最終回です。俳優陣みんな恥ずかしさも忘れ抱き合って男泣きしたのを今も鮮明に憶えています。
あの時みんなの心は一つになったのです。
「スクール・ウォーズ」は“友情”“信頼”“絆”がテーマです。
“お前は仲間の為に恐怖心と闘いながら自分の体を張って戦うことが出来るのか?”
このドラマにはそんな“真の男”の生き様が熱く熱く描かれています。
あの感動をもう一度このブルーレイで体験してみて下さい。
“信は力なり”
滝沢賢治
かつて全日本の名フランカーとして鳴らした山口良治氏が、京都伏見工業高校ラグビー部を率いて全国大会優勝を果たすまでを綴った『落ちこぼれ軍団の奇跡』(馬場信浩著)を題材にした実話に基づいたドラマである。主人公の熱血教師・滝沢賢治(山下真司)をはじめ、滝沢を献身的に支える妻・節子(岡田奈々)、少年院帰りの水原亮(小沢仁志)、川浜一のワルと恐れられていた大木大助(松村雄基)、志半ばで病魔に倒れるイソップこと奥寺浩(高野浩和)、負け組から一念奮起しラグビーに心血を注ぐ森田光男(宮田恭男)、光男との愛を貫く富田圭子(伊藤かずえ)、中華料理店「新楽」の店主・下田大三郎(梅宮辰夫)とその妻・夕子(和田アキ子)、ラグビー部マネージャー山崎加代(岩崎良美)他、誰もが皆異なる事情を抱えながらも懸命に生きているという登場人物の底知れぬ魅力。そして、109対0という大敗後の控え室での歴史的名シーンを代表に、語り継がれる数々の名言と名場面。芥川隆行のナレーションと麻倉未稀が歌う「ヒーロー」によるオープニングのカタルシス。登場人物の魅力と俳優陣の名演、脚本と演出、音楽、全てが完璧なまでにミックスされた青春ドラマの金字塔、それが「スクール・ウォーズ」である。